ナイジェリアのラゴスへ、現地調査を兼ねて1週間滞在した。ラゴスについての情報は、特にビジネス関連情報が日本語で限られているため、我々は現地での調査を行った。ここでは、日々の出来事を日誌のように記録していく。
まずは1日目、ナイジェリアの旧首都ラゴスへ降り立った日に関して。
私が住んでいるスイスからはジュネーブからラゴスまでは、パリやアムステルダムなどを経由して向かうことになる。ジュネーブ空港でいきなりのトラブルに見舞われる。予定していたKLMアムステルダム行きの飛行機がエンジントラブルで出発できず、急遽エアフランスへ乗り換えとなり、パリのシャルル・ド・ゴール空港へ向かうことになった。
このトラブルで思いがけない出会いも生まれることになる。
同じくスイスからラゴスに向かう予定だったビジネスマンと知り合った。彼はオンライン決済サービスをカメルーンで展開するビジネスオーナーで、同サービスをナイジェリアでも展開しようということで向かうということだった。すでに何度もナイジェリアへ出張経験のある彼に現地でのリサーチすべきポイントなど聞くことができ、現地で会うことも約束ができた。
パリのシャルル・ド・ゴール空港からエアフランスの直行便が運行している。パリからのフライト時間は6時間弱。

ラゴス空港には20時に到着した。
秋が始まったばかりで寒くなってきた欧州と比べ、覚悟はしていたが10月のラゴスの湿度と気温の高さに驚き、またアフリカの独特な異国の香りを感じた。
ナイジェリア入国に際してのVISAに関して
VISAを事前に取得するパターンと、VISA on Arrival として空港にてVISA発給をしてもらう2種類が存在している。私はVISA on Arrivalを選択しており、入国の2週間前にエージェントを通してVISA発行の引き換え書類を作成していた。
飛行機を降りて通路を進みVISA on Arrivalの窓口へ向かう。この空港では案内するような係員などはおらず、とにかく自分で進めていかなければならない。申請方法などの記載も一切なく、列があるのかないのかも不明な場所へ進んだ。これから何度も経験することになるのだが、とにかく混沌としている。空港内にはWifiもないので、全て誰かしらかに聞きながら進めることとなる。それらしき人物(制服やスーツではないので見極めが難しい)を見つけて、VISA引き換え書類とパスポートを渡すと席で待つように指示される。同じくVISA待ちをしている人々のパスポートが山積みされている中に私のパスポートも紛れ、本当にパスポートは返ってくるのか?と2時間ほど不安な状態で待つことに。名前を呼ばれ、顔写真と指紋スキャンをする、その後VISAがその場で作成されてパスポートが返ってきた。
飛行機が到着してからイミグレーションを通過するまでに3時間以上を要することとなった、受託荷物があった場合は置引きの心配もあると思うので、大使館での事前VISA取得をするのが良いだろう。
到着ゲートを出てドルからナイジェリア通貨ナイラへと換金をする。300ドル程を現金として持っておきたかったので換金すると財布に入らない程の札束となる。ナイジェリア内では海外発行のクレカが使えるところが少ないので現金が必要になることが多いので仕方がない。
空港内にて携帯電話用のSIMカードも購入が可能だ。既に夜11時を過ぎていたのでSIMカードの販売店はほとんどが閉まっていた。唯一空いていた店でTNTのSIMを購入。空港内にWifiがなかったため、現地へ先乗りしているビジネスパートナーへの連絡などがようやく出来るようになった。
空港から宿泊施設まではタクシーを使う。客引きのタクシーはもちろん値段を増して呼び込んでいる+誘拐なども発生しているということだ。UBERが使えたので、夜の空港を後にしてホテルがあるビクトリアアイランドまで向かう。
ハイウェイは途中道路状況が悪い場所があり、速度を落としながら道を進む。途中で完全停車し、タイヤ交換も行った。渋滞で有名なラゴスだが、深夜は道が混んでおらず40分程でホテルに到着した。
後日、現地駐在員の話で空港と市内を結ぶ道は特に危険な為、夜間は警察の警護車両を同伴させるようにということだった。幸い何事もなかったが、欧州と比べてもかなりの危険を想定しなければならない場所だということを知ることになる。